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薬価収載にヴィアレブ配合持続皮下注

2023/5/23 厚労省告示192号(適用24日):新薬・報告品目等23成分34品目にヴィアレブ配合持続皮下注が載りました。10mL1瓶の薬価が13277円、適応欄には「レボドパ含有製剤を含む既存の薬物療法で十分な効果が得られないパーキンソン病の症状の日内変動(wearing-off現象)の改善」とあり、備考欄に「抗パーキンソン薬。溶解度の高いホスレボドパとホスカルビドパレボドパを20:1で配合した持続皮下注射液。プロドラッグであり、速やかに主薬のレボドパとドパ脱炭酸酵素阻害薬のカルビドパに変換される。24時間持続皮下投与することにより、レボドパ濃度を至適治療域に制御可能。薬物動態はデュオドーパと類似。日中のwearing-off現象の改善効果にくわえ、朝の無動および睡眠の質の改善が認められる。注入部位関連事象、幻覚関連事象により試験中止に至る例が多かった点に留意。在宅自己注射可能。」と記されています。ピーク時投与患者数の予測は2万人

※宮城県では8月初めから国立病院機構仙台西多賀病院で、このヴィアレブ配合持続皮下注による治療が始まりました。

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