ドラッグ・ラグ(Medical drug lag 新薬承認の遅延)とは、新たな薬物が開発されてから、治療薬として実際に患者の診療に使用できるようになるまでの時間差や遅延のことである。日本においては、世界において既にその使用が承認されている薬剤が、日本では使用が承認されていないことや、承認の遅れを指して使われる。主として規制当局による承認の遅れに起因する...日本のドラッグラグは、平均して1,417日間であり世界38位であった(2004年世界上位40ヶ国の平均は758日間)(Wikipediaより)
昨年12月、メドトロニック社のPercept PC という新しいDBS機器が保険適用になりました(percept=知覚(対象・現象))。この機器は従来のDBS機器と違い、脳波を測定・記録することができ、運動症状が出ているときだけ刺激の出力を上げ、刺激の出力を自動調整することができます。医師が症状変化に応じた適切な調整を前もって設定でき、副作用も軽減できると考えられています。刺激の出力を自動調整する機能については、欧米に先んじて2020年12月現在日本でのみ薬事承認取得とのこと。