製薬協より発行されている『「くすり」と「治験」』の改訂版パンフレットです。公開医薬品開発や治験に関する情報についてわかりやすく説明されています。治験への参加を勧められている方、検討中の方、参考にして下さい。
抗パーキンソン病新薬の国内治験状況(2021/3)
第III相 | ABBV-951 | 24時間持続皮下注 (外科手術不要) | アッヴィ |
第II相 | KDT-3594 | ドパミン受容体刺激作用/経口薬 | キッセイ薬品工業 |
第II相 | KW-6356 | アデノシンA2A受容体拮抗剤/経口薬 | 協和キリン |
第II相 | venglustat | GBA遺伝子変異を有するパーキンソン病 | サノフィ |
第IIa相 | 他家iPS細胞由来ドパミン神経前駆細胞 | 医師主導治験 | 大日本住友製薬 京都大学iPS細胞研究所 |
第I相 | RG7935 | 抗α-シヌクレインモノクローナル抗体/ プラシネズマブ/注射剤 ※1 | 中外製薬/ロシュ(スイス)/プロセナ(アイルランド) |
NewMedicine.pdf (jiho.jp) より作成。 じほう社の【新薬開発一覧】は年2回(4月、10月)更新。 取り消し線のある治験は前回9月時には記載されていたが、今回は記載なし。
※1 初期の患者が対象で、アメリカでは第IIb相二重盲検試験がスタートしている。2021年4月12日 Inland Northwest Research Screens First Patient Worldwide for Study of Investigational Parkinson’s Disease Drug 4週間毎に点滴注射1回を12ヶ月間続ける。