昨年12月、メドトロニック社のPercept PC という新しいDBS機器が保険適用になりました(percept=知覚(対象・現象))。この機器は従来のDBS機器と違い、脳波を測定・記録することができ、運動症状が出ているときだけ刺激の出力を上げ、刺激の出力を自動調整することができます。医師が症状変化に応じた適切な調整を前もって設定でき、副作用も軽減できると考えられています。刺激の出力を自動調整する機能については、欧米に先んじて2020年12月現在日本でのみ薬事承認取得とのこと。
■日本メドトロニック、脳深部刺激システム「メドトロニックPERCEPT PC」の保険適用を発表:日本経済新聞 (nikkei.com) ■順天堂大学医学部附属練馬病院でパーキンソン病に対する脳深部刺激療法における世界初の最新治療機器を導入 |順天堂 (juntendo.ac.jp)